女性の性欲に個人差が生じる理由
「性欲が強い女性と巡り会えれば・・・むふふふ・・・」
前回と同じ入り方をしてしまいましたが、そう考えるスケベ男性も多いことでしょう。（私もよだれを垂らしながらそう思っています。）
前回の記事で、性欲の強さ・弱さは「性に対して興味を持っているかどうか」であるとお話ししました。特に男性より女性の方がその傾向が強くなります。なぜならば、女性は実際の性体験（セックス）を通して快感を知り、経験を重ねることで体と脳がより快感を得やすいよう開発されていくからです。
後天的に性に対する快感が身についていくとなると、性欲において個人差が生じるのは仕方がないことです。では、性欲に個人差が生じる理由を具体的に見て行きましょう。
【理由①】本能
男性は、不特定多数の女性に対して性欲がわきます。一方で女性は基本的に、自分が行為を寄せる男性に対してのみ性欲がわきます。なぜならば、女性は優秀な遺伝子を持つ男性をしっかりと選ぶ必要があるからです。女性が生涯に排卵する卵子はおよそ480個で、毎月1個だけ排卵されます。
一方で男性は、１日で何千万～１億以上の精子が作られ、１回の射精で約１億～４億もの精子が放出されます。（余談ですが、この40年で欧米の男子の精子の数は半減したという調査結果が出ているそうです。しかも日本はその欧米男子の精子の数よりも低いのです！草食男子や生涯未婚率が増えているのも頷けますね。）
このように卵子と精子の数を比較しただけでも、卵子がいかに重要で貴重なのかが分かります。さらに、女性は妊娠して子どもを体内で育てます。体力的にも年齢的にも妊娠は何回も行えるものではありません。そのため、女性は自分が子孫に受け継ぎたいDNAをしっかりと選択して受け継ぐ必要があります。だから「男なら誰でもいい」ということには決してならないのです。女性は理想の男と出会うことで性欲がわくよう、本能レベルでそうインプットされているのです。
【理由②】性格
性に対して興味を（強く）抱くかどうかは、性格が大きく影響します。インドアの女性ならば、外で男性と巡り会う機会も少ないでしょうし、当然セックスに対する興味も薄いでしょう。内向的な女性も同様です。逆に、アウトドア派の女性は男性と接する機会も多くなりますし、必然的に恋愛経験も豊富になります。つまり、男性と接することに消極的な女性ほど性に対して関心を持たなくなります。
しかし、時にそういう女性は突如として性に開眼することが多々あります。しばらく彼氏がいなかった女性に新しく彼氏ができたり、何かのきっかけでエッチがうまい男性と関係を持ったりすることで、セックスの快感を知りセックスにハマることがあります。今まで抑止されてきた性欲が一気に爆発することがあるのです。おとなしく見える女の子ほど、我慢して貯まったエロさでいっぱいなのです。むふふふふ・・・。
【理由③】環境
家庭環境や職場の環境により、興味が性に向かないことも多々あります。異性との付き合いが禁じられてきた家庭ならば、当然男性に興味を持つこともないですし、女性ばかりの職場なら男性と接することもありません。置かれている環境が、男性から離れていれば当然性欲もわきづらくなります。
とは言え、ここでもそういう女性は突如として性に開眼することがあるんですねぇ。抑圧されてきたスケベ心ほど怖いものはありません。食欲において「空腹は最高のスパイス」と言いますが、性欲も然り「我慢は最高のスケベ心を生み出す」とでも言いましょうか。うまく対比できませんでしたが…。
【理由④】趣味・嗜好・興味
「性欲が強いかどうか」という意味は「快感を得るための手段としてセックスを自発的に選んでいるかどうか」であることだと以前にも言っておりますが、自分の興味を持つ対象がセックスや男以外に向いていると、どうしても性欲はわきづらくなります。
なぜなら、セックス以外でもちゃんと「快感物質」が出て幸せを感じることができるからです。スポーツが趣味の女性、ゲームが好きな女性、ジャニーズのお追っかけをしている女性などなど、自分の好きなことに夢中になっていれば、しっかり快感物質が出て満足感を得られるのです。ですから趣味に興じている女性（男性以外のことでプライベートが充実している女性）ほど、性（セックス）に関心を寄せなくなるのです。
【理由⑤】病気・精神的理由
病気や精神的理由により、性欲は減退します。身体的にも精神的にも健康であってはじめて、性欲がわきます。今までの性体験でトラウマや不快感・ストレスがある場合も性欲がわきにくいでしょう。ホルモンバランスの乱れや加齢が原因の場合もあります。性欲減退の症状が長く続くと、不妊・セックスレス・不感症という事態にもなりかねないので、放っておくのはよくありません。
【エッチな女性とは？】性欲が強い女性を探すのではない！大事なのは性の喜びを教えてあげること！
エッチがしたいからといって、性欲が強い女性を探すのは本質を突いているとはいえません。性（セックス）に対して女性に興味を持ってもらうことが重要なのです。そのためには「セックスとはこんなにも気持ちよくて幸せを感じることができるんだぁ！」と女性に知ってもらうことです。
つまり、快感物質を分泌させて多幸感を得る一番の方法として、気持ちいい「セックス」を提案することなのです。女性が強い性欲を持つことを願うのは、男性のエゴであり男性の怠慢です。エッチな女性と出会うのを夢見るのではなく、男性自身より女性が気持ちよくなることを優先させてセックスをすることで、セックスに無関心だった女性がエッチな女性へと変貌を遂げるのです。